[アヤメに似た花の区別をします]
(アヤメ、ショウブ、カキツバタ、キショウブ等)
・アヤメに似た花として、ショウブ、カキツバタがあります。
・野生のアヤメとして、キシヨウブ、ノハナショウブ等があり、園芸用のハナショウブの原種です。
・花の特徴としてアヤメには、外花被片に網目模様がある。カキツバタには、外花被片に白い斑紋がある。ハナショウブには、外花被片に黄色い斑紋がある。
・アヤメは多くが山野の草地に自生し、乾いたところで育ちます。したがって、実際に見たことがありません。
・シヨウブは、湿ったところで育ち、葉の主脈は、太いです。一方、カキツバタは、水中や湿ったところで育ち、葉の主脈は、細いです。
・実際に野生種として見ているものは、キショウブ等のショウブ類かと思われます。多く目にするものは、花壇にあるジャーマンアイリスです。
・ヒオウギアヤメは、花弁の根元に横縞模様のようなものがあり、ノハナショウブは、更に濃い紫で縦の模様は、黄色です。