侵略的外来種ワースト100(全種)
植物の侵略的外来種は26種類ありその内9種類を報告
<オキンケイギク>((H29.7.7 中の川沿)
・侵略的外来種ワースト100があり、日本生態学会が定めた、日本の外来種の中でも特に生態系や人間活動への影響が大きい生物のリストです。
以下侵略的外来種ワースト100に指定された生物(植物)を列挙します。26種類のうち主な9種類です
・最初は、「オオキンケイギク」です。(H29.7.7 中の川沿撮影)
・「積極的な移植が進められた結果、河川敷や線路際などを占有し、在来種を駆逐している。再生力が強く刈り取りに耐え、種子は数年生存するために根絶が難しい。」
そうです。
<セイヨウタンポポ>(H27.7.22 中川沿)
・「セイヨウタンポポは1904年に流入が確認され、今や日本に自生するタンポポの8割はセイヨウタンポポと固有タンポポの交雑種といわれ、総苞片が反ったものは
雑種と判断できる。」
・ 日本固有のタンポボが少なくなったという事です。
<カモガヤ>(H29.6.22 旧中の川)
・「ほぼ牧草として利用され、恒常的な輸入によって全国に広まった。耐熱性・耐乾性に優れ、種子は家畜の胃でも消化されずに糞に紛れて拡散できる。」だそうです。
・拡大の一途です。
・
<キショウブ>((H29.6.12 旧中の川沿)
・「カキツバタなど5種の絶滅危惧種を抱える固有アヤメ属との交雑が懸念されるほか、耕地への侵入も無視できなくなりつつある。」
<セイタカアワダチソウ>(H27.8.19 旧中川沿)
・「1970年代に大繁殖し、代表的な帰化植物とされた。蜜源植物の側面があり、虫媒花でありながら花粉症の原因と疑われた。」
<ニセアカシア(ハリエンジュ)>(H29.6.23 前田森林公園)
・「河岸防護林や海岸の防風林としての利用があるが、土着のヤナギやマツを圧迫し、制圧している所もある。一方で優良な蜜源植物でもある。」
・これに関連する記事として、平成29年8月2日の北海道新聞に載っていました。
・「6月2日に鶴居村が釧路湿原にニセアカシア600本を植樹をした。環境省は生態系を侵す恐れありとして原状回復を要請した」とありました。
<セイヨウヤマガラシ>(H28.5.16 旧中川沿)
・「種子量が多く、根茎によって越年しながら群落を形成できる。水田や畑はもちろん、日当たりのよい荒地でも生育するため、亜高山帯に進出している。」
<ハルジオン>(H28.5.16 中川沿)
・「1970年代に除草剤被曝を受けた結果、生き残った除草剤耐性株が席巻している。耕作地や畦道・堤防・道端など、あらゆる土地に適応し、繁殖力が強い。」
<ヒメジョオン>(H27.7.22 中川沿)
・「多年生のハルジオンよりも短命ではあるが、種子量が多く、根茎によって群落を形成する。根茎の再生能力は高く、地上部を刈り取っても
やがて根茎から再生する。亜高山帯への進出が目立ち、外来種根絶駆除活動でも対象となっている。」
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