・冬芽(とうが)とは、晩夏から秋に形成され、休眠・越冬して、春に伸びて葉や花になる芽です。

・寒さを防ぐため鱗片(りんぺん)でおおわれています。「ふゆめ」とも読みます。枝の先端につくものを「頂芽」、葉腋につくものを「側芽」といいます。

・冬芽の中には、葉や花のつぼみが折りたたまれて、花が入っているものを「花芽」、葉がはいっているものを「葉芽」といいます。

・一方、葉痕(ようこん)とは、落葉した葉の柄の痕跡の事で、葉への養分、水分などの官(維管束)の跡を言っているようです。

・葉痕がどこか人面に似ていておもしろいとファンが多いようです。

・冬芽と葉痕です。〇の部分が葉痕です。

<冬芽>
モクレン

<冬芽>
イチョウ

<冬芽>
ツリバナ

<冬芽>
ケレンギョウ

<冬芽>
シラカバ

<葉痕>
アジサイ

<葉痕>
アジサイ(拡大)

<葉痕>
モクレン

<葉痕>
エゾヤマザクラ

<葉痕>
ナナカマド