・地球は、1日に一回りしています(自転)。地球は自転しながら、太陽のまわりを1年(365日5時間48分46秒)で一回りして4年に一度うるう年があります(公転)。

・これを新暦(太陽暦)といい、地球が太陽の周りを1周するのにかかる時間を1年(365日)とします。

・地球のまわりを月が回っています(公転)。月の公転周期(地球を1周する周期)は約27.3日ですが、新月から新月は平均して29.5日間です。

・一年間が354日になっていました。

・これを旧暦(太陰暦)といい、月の満ち欠けで一か月を数えていました。

・太陽暦の1年より約11日短いため、だんだんと季節とずれていってしまいます。そして、ひと月分のずれがが生じたときに、「閏月(うるうづき)」

   を設けてずれを調整していました。閏月は平均すると19年に7回ぐらいの割合で入ります。

・新月を月のはじまりとして1日と考え、次の新月が来ると次の月の1日としました。

・よく「旧暦は新暦の1ヶ月後」と言われることがあるが、それは旧暦が平均的に新暦の1ヶ月前後になることが多いというだけの話で、実際には1ヶ月弱~2ヶ月弱後と幅が広い。

・「旧暦と新暦は1ヶ月の差」というわけではないのです。

・太陽暦(グレゴリオ暦)が採用されたのは明治5年(1872年)で、それまでの暦を「旧暦」、太陽暦を新暦と呼んでいます。

・下の撮影は、H29.11.28 PM21:00 自宅のベランダより撮影。月齢10.6 上弦の月(7.5)と十三夜(12.0)の中間位です。斜めなのは、真南より西に経過したため。

・撮影モードは、マニュアルモードで三脚を使わないため ISO 400、F値 6.3 シャッタースピードは 1/200です。撮影後pict bearで拡大。