四季の星座
春の星座
・春の夜、南の空には北斗七星が目に留まります。北斗七星はおおぐま座の腰から尻尾の部分を形作っていて、こぐま座の尻尾にあたるのが北極星。
・南の空では、頭上高く、しし座が上っていきます。その先には、かに座も見つけることができます。
・北斗七星は1年を通して楽しめますが、この北斗七星の柄の部分を、その曲がり具合に沿って延ばしていくと、明るく輝く1等星に出合います。
・この星は、うしかい座のアークトゥルスですが、そのまま更に伸ばしていくと、もうひとつの1等星、おとめ座のスピカにあたります。
<夏の星座>
・夏の夜、南の空に目を向けると、赤く輝くさそり座のアンタレスが目に留まります。尾の先には、いて座を見つけることができます。
・北の空に目を向けると、形の整った北斗七星と、カシオペア座が、北極星を挟んで回っていて、りゅう座や、五角形の形をしているケフェウス座が見えます。
・東の夜空では、わし座とはくちょう座を見ることができますが、わし座にはアルタイル、はくちょう座にデネブが輝いていています。
・夏の夜空には、明るく輝いているデネブ、アルタイル、ベガが目に留まります。デネブははくちょう座に、アルタイルはわし座に、そして、ベガはこと座にあります。
秋の星座>
・秋の夜、南の空にひとつだけ明るく輝いている星があります。これは、みなみのうお座のフォーマルハウトです。
・北の空では、北斗七星が地平線近くを通っていきますが、カシオペア座が輝いていて、五角形の形をした、ケフェウス座も見ることができます。
・東の空では、ぺガスス座が頭上近くになる頃、ぎょしゃ座のカペラやおうし座のアルデバランなども見え始め、冬の星座の幾つかが顔を出すようになります。
・西の夜空には、まだ夏の大三角形やさそり座なども顔を顔を覗かせています。
<冬の星座
・冬の夜、何と言っても目を引くのが、ふたつの1等星をもっている、オリオン座です。
・オリオン座から少し西に目を向けると、オレンジ色に輝くアルデバランがあります。アルデバランはおうし座にあります。
・北の空では、北極星を探す手がかりとなるカシオペア座、東の空では、オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンが描く、
大きな三角形が目に留まります。
・プロキオンの上には、ふたご座のカストルとポルックスが仲良く並んで輝き、天頂近くでは、ぎょしゃ座のカペラも輝いて、東の夜空は、実に華やかな感じがします。
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